素人は背伸びしないに限る。
【システム:共通】
・捜査パートはエリアの自由移動ができなくなり、「捜査開始」の表示が出た場面で拘束される。
探索アドベンチャーはどこで何をすればいいかわからない状況が好きなんだけどなぁ。
・その「わかりやすさ」の反面、無用に難度を上げているのがロジックと推理のコマンド。
前者は一致させれば御剣の推理メッセージが出るが、答えが提示される分対決パートでそれを踏まえてムジュンを指摘しなければいけない場合が。詰まりの促進。
・後者は裁判でもあった画像指摘のつきつける版のようなもの。
物と場所で両方正解しないといけないので、高難度。大抵は調べるコマンドでヒント出るけどね。
正直この2つでゲージ減るのは理不尽じゃないか。
・対決パートは実際問題法廷パートと何が違うわけでもない。
ただ、拘束から抜ける言い逃れに使われるなど、現場ならではのシチュがおもしろい。
・ぬすみちゃんは確かにチート級だけど、それはストーリー上の問題。プレイとしては普通の捜査。
ただ、新情報の入手で更新されるのはおもしろい。
【システム:2】
・ロジックチェスは時間制限選択肢もの。どっかで誘導尋問ってあったけど、そうだね。
ストーリー的に手詰まりの時に、「アレの出番か」とばかりに出てくる。
ゲージの回復にもなるし、悪くない。
・ぬすみちゃんが異なる時間帯の再現をまたげるように。とことん有能ですね。
あと、カガク捜査も少しだけ。最終戦でも活躍する。文明の利器すげえなこのシリーズ。
・パート切り替えでもゲージが回復するので、気が楽になりました。
ただし、ロジックと推理はさらに理不尽化。
【ストーリー&キャラ:1】
・密輸組織とヤタガラスというキーワードで繋がってる割には、どちらも各話の事件の動機付けとしての存在しか主張されてない。独立性が高すぎる。
はっきり言って4話と5話だけで成り立つよな。
・そんな5話のお膳立てっぽさは長さにも現れる。全体の3分の1は5話じゃね?
ただまあ、それだけにしつこく言い逃れを続けるラスボスに大量の仲間からの「待った!」が事あるごとにかかる集団戦は熱い。これも法廷ではなく現場だからこそだね。
・メインキャラの活躍比率がちょっと疑問。ライバルとヒロインが3話からってのは遅すぎるな。
・サブの活躍はかまわないけど、↑の集団戦の決め手がオバチャンと矢張なのはマイナス。
出るのは一向にかまわないけど、「こんなんで勝ちかよ!」ってあるじゃん。
【ストーリー&キャラ:2】
・各話の事件の独立性は(おそらく)わざとさらに高くされ、裏で繋がる形に。
1〜4話は必ず未解決の部分が残り、怪しい証拠品が残る場合も。結構複雑です。
・1話と2話もおもしろいが、3〜5話は裁判シリーズに劣らぬ熱血展開。キーワードは親子。
発売前から話題の御剣親子が目立つが、他も要注目。
・3話過去編はダンディ祭。好きな人は必見。ちなみに3話が一番長いよ。
・ミクモちゃんの出番は増えたけど、ロウさんは減った。まあ、ロウさんも重要だからいいや。
まあ、相棒は初っ端からいてこそですよ。
・イトノコ&メイも減った。まあ、裁判側で頑張ったからいいんじゃないかと。
それにしても、プレイヤーから見ればイトノコ刑事なかなか優秀なんだけど…。
まあ、設定だしな。
・サブはでしゃばらない仕様に。まあ、オバチャンがいないからそう見えるだけかも。
犯人を倒すのに2回ほど活躍するキャラがいますよ。うち1回はラスボス。優秀やね。
まあでもアメリカから駆けつけた茜には敵うまい。不正の入る余地のない優秀な鑑識。
箇条書きでも十分長かった。でもまあ、乱雑さは減ったかな。
ラベル:ゲーム