ナツミ海尉サイド→http://takumasiizassou.seesaa.net/article/231638635.html
主=主人公 ブ=ブサイ ナ=ナツミ ジ=ジオット 兵=兵隊 店=酒場の店主
【最初のうろつき】
主「なんだかいいニオイがするな。」
ブ「・・・・・・・・・。」
主「あっ、スープだ。ちょうどハラがへってたんだ。一杯、売ってくれないか?」
ブ「ダメよ。これは仕事がない人のために配給してるスープよ。」
主「あ・・・そういえば。たしかにこのまわり、なんだかボロを着た人が集まってるな。」
ブ「港だと、臨時の仕事があることが多いから、それを待ってるの。お金があるなら、あっちのお店に行って食べてきたら。」
主「ありがとう、それじゃ!」
(この後は軽い仲間会話と後ナツミ海尉のほうへ)
【2回目】
主「なんて大きな市場だ。さすが世界最大の街クインシティだな。 あ!」
ブ「・・・・・・。」
主「スープの材料の買い出しか?すごい量を買ったな。」
ブ「・・・いつかの外国の人ね。これは配給じゃなくて、ウチの食堂で出す分よ。」
主「大変そうだな。荷物を持ってやろうか?」
ブ「知らない人に助けてもらわなくても大丈夫よ。」
主「俺はコンキスタ号の〇〇だ。君の名前は?」
ブ「・・・ブサイ。」
主「じゃあ、これで知り合いだな。では荷物を・・・よく見たら、つぶれた野菜とか色の悪い肉が多いな。・・・って、これくさってるぞ!」
ブ「でも、安いのよ。それがすべて。」
(そして・・・)
主「うわ。」
ブ「どうしたの。貧民街は初めて?」
主「すごい人間の数だな。地面で寝ている人が多いけどこの人たちの家は?」
ブ「ないわよ。国中からこのクインシティへ人間が集まってくるの。ここなら仕事とお金があると思ってね。故郷に帰れる人は多くはないわ。」
主「どうなるんだ?」
ブ「これだけ人がいるとね、伝染病が流行るとあっという間に広がってしまうのよ。大雨のあと、雪のあと、暑い夏の日死体を焼く煙で太陽が見えないほどになるわ。」
主「・・・・・・・・・。グレートクインは世界でもっとも強くて栄えている国だと思っていたよ。」
ブ「物事には、なんでも表と裏があるものなのよ。あそこに大きな城が見える?」
主「ああ。」
ブ「あそこでは、世界でもっともお金持ちの人たちが、毎日楽しく遊んで生活してるわ。」
主「・・・・・・。」
ブ「荷物を持ってくれてありがとう。じゃあね。」
【3回目】
省略。ベースはナツミ海尉側の記事にしときます
【スメライベント1】
ブ「食事の時間よ。」
主「あっ、キミは!」
ブ「いつかの外国の人ね。どんな悪いことしたの?」
主「いや、そうじゃなくて罪を着せられたんだよ。なんとかして無実を証明してここから出たいんだけど・・・」
ブ「何かコネはある?」
主「コネ?」
ブ「たとえば大商人とか貴族の人とか。そういう人とコネ(つながり)があれば、本当に悪いことをしてても外に出られると思うけど。」
主「そうだ、王女様だ!」
ブ「えっ!」
主「今から言う場所にいる、パカーディ王女様になんとかして手紙を届けてくれないか。」
ブ「パカーディ・・・王女?・・・ああ、なるほどね。500ペラでやってあげる。」
主「おいおい、金を取るのかよ。」
ブ「当たり前でしょ。」
【王女誘拐】
あっちがベースで
【北海の死闘】
やっぱあっち
【北海の死闘クリア後】
本来のベースはあっちですが、ブサイのセリフのが圧倒的に多いのでここはこちらで
(そして・・・)
(和平条約の調印式)
兵「グレートクイン第一王女ブサイ様のおなりです!」
ジ「ほう、この子がそうかね。」
(ざわざわざわ)
ナ「!! ぶ、無礼なこれは式次第とも違う!」
ジ「まあまあ、気にしないで。堅苦しいのは、なしにしましょう。」
ブ「お初にお目にかかります、皇帝陛下。」
ジ「この街の夜景はなかなかのものですよ。ベランダに出ませんか?」
ブ「・・・ええ、喜んで。」
ナ「え、あ、あの、式典は?この後の進行はいったい?」
兵「いつもの陛下の気まぐれです。従うしかありませんな。」
ジ「いささかぶしつけで恐縮ですが、手袋をはずして、手を見せてもらえませんかね。」
ブ「・・・どうぞ。」
ジ「ふむ、荒れていますね。わが国の民話にいわく、「手のきれいな人間は信用するな」。グレートクインの第一王女は民に混じって洗い物をする、というウワサは真実のようですな。」
ブ「あなたのウワサも耳にしていますよ。兵隊からのたたきあげとか。」
ジ「いやいや、それが間抜けな話でしてね。無能な上官を排除していったらいつのまにか頂点にいたんです。」
ブ「排除?」
ジ「ええ。油断しているところをこう、後ろからグサッとね。」
ブ「き・・・きれいな夜景ですね。あの街の灯ひとうひとつの下に幸せを追う家族がいるのですね。」
ジ「たのもしきオオカミの群です。」
ブ「え?」
ジ「貧しい者にとって、生き延びることはあらゆることに優先する。エサさえ適当なものを用意すればなんだってしてくれますよ。」
ブ「・・・まるで、内心ではバカにしているような物言いですね。あなたもその一人だったのでしょう?」
ジ「ええ、あなたと違ってね。」
ブ「・・・。」
ジ「お気にさわりましたら失礼。しかし、知らない人まで思いやるのは余裕のある人間のおごりですよ。」
ブ「そんなことはありません!クインシティには、自分が貧しい生活をしていても、他の人を助けようと活動する人たちがいました。」
ジ「しかし、そういう人間は決して栄えることはない。自分を犠牲にして滅びるだけです。」
ブ「そ、そんなことは・・・」
ジ「いいことを教えてあげましょう。この和平が成立次第、わが国は北海地方に軍を進め、独立国家群を制圧する予定です。」
ブ「なんですって?」
ジ「その代わり、そっちがこれからやることにも口出ししない。ま、強い国どうしがケンカするなんてバカなことはやめて、弱い連中からたっぷりしぼり取るとしましょう。」
ブ「自分の国さえよければ、他はどうなってもいいと言うのですか。」
ジ「ツンドランドはこのとおり雪と氷ばかりの貧しい国でね。ろくな作物が育たない。よそから奪い取らなければ豊かにはなれないんですよ。それとも、貧しい国はずっと貧しいままで我慢していろとでも?」
ブ「・・・・・・・・・。」
ジ「おたくの国だってそうでしょう?植民地から奪い取ってるから豊かな生活ができるんです。」
(そして・・・)
主「あ、王女様!和平交渉はどうでした?」
ブ「条約は成立です。戦争は終わりました。」
主「その割には浮かない顔ですね。皇帝から聞きました。ツンドランドもグレートクインもすぐに別の相手との戦争に入るとのことです。」
主「なんだって?」
ブ「・・・とにかく疲れました。堅苦しい話し方でごめんなさい。」
ジ「ああ、そこのキミ。ちょっとこっちに来てくれ。」
ナ「ハッ!」
ジ「女王陛下に伝えてくれんかね。気に入った、と。」
ナ「・・・承りました。」
【結婚式】
主「どうも街の様子がおかしいな。おめでたい感じもするし、お祭りでもあるのか?」
店「なんだ、あんたら知らんのかね。皇帝陛下が結婚なさるんだよ。」
主「へえ! (あの人と結婚する相手はなんか苦労しそうだな。)」
店「相手がグレートクインの王女様だって言うんだから、すごい話だよねえ。」
主「ふーん・・・・・・・・・な、なんだって!?」
店「世界最大の陸軍国と世界最大の海軍国の同盟だよ。向かうところ敵なしって感じよね。」
(タタタタタッ・・・)
店「あっ、支払いがまだだよ!」
(そして・・・)
主「ナツミ!」
ナ「キャプテン〇〇か。」
主「ナツミがここにいるということはブサイもここにいるんだな!」
ナ「ああ、海軍の戦列艦でここに来た。おまえの想像通り、王女様の護衛だ。・・・結婚の話を知ったんだな。」
主「この前の和平交渉は、それも条件だったんだな?」
ナ「そうだ。それを知った男爵たち反対派は妨害をしてきたわけだ。」
主「王女様は奥にいるのか・」
ナ「結婚前の身だぞ。会わせるわけには・・・」
ブ「別にかまわないのではないですか?」
ナ「王女様!」
ブ「どうして、第一王女のブサイがツンドランドに婿入りするんだ?」
ナ「ぶ、無礼だぞ!」
ブ「いいのです。・・・私は変わり者すぎて次の女王としてふさわしくない。そのように皆は判断したようです。」
主「まさか、海賊にさらわれた時もそうだったのか?」
ブ「・・・おそらく。」
主「くそ、なんてことだ。」
ブ「政略結婚は、これも王族の運命と受け入れる覚悟はできています。ただ私は王室内で邪魔者と思われていたこと。それだけが、くやしい・・・」
A.・・・・・・・・・。
ブ「すみません、取り乱しました。でも、もう一度あなたの船に乗って遠くの国も見てみたかった。」
主「可能性がなくなったわけじゃないですよ。いつかご指名ください。」
ブ「・・・ええ、そうですね。」
B.がんばれ!
主「ブサイを大事にしなかった国のことなんか、もう気にするなよ。むしろ、このツンドランドでこそやれることがたくさんある気がする。」
ブ「えっ?」
主「前向きに行かなきゃしょうがないだろ。この国にはいろいろと問題があるみたいだけど、王女様の力でいい方向に持っていってくれ。」
ブ「・・・はい。がんばります。」
C.一緒に逃げよう!
ブ「それはできません。・・・でも、そのお気持ちだけはもらっておきます。」
(そして・・・)
(皇帝陛下ご成婚ばんざい!)
(両国の同盟と繁栄ばんざい!)
ジ「グレートクインとの同盟はおまけだ。この国には、もっと知性が必要なんだ。そのためにクインシティの指導層とコネを持つ君を妻に選んだ。」
ブ「じょうりゅうかいきゅうとのコネが必要なら、もっとふさわしい方が大勢おられますよ。」
ジ「普通の貴族や金持ちはキライだ。連中ときたら鼻持ちならなくてすぐに殺したくなってくるもんね。その点キミなら、合格だ。」
ブ「子供っぽいことを言いますね。変人であることが私の価値なのですか?」
ジ「おや、気を悪くしたかね?一応確認しておくがよもや、愛してもらえるとは期待していまいね?」
ブ「・・・ええ。」
ジ「大変よろしい。」
ブ「あなたはともかく、国民を愛するのは良いのでしょう?」
ジ「連中にその価値があるとは思えんが。まあ、どうぞご自由に。」
【トカラフ島調査発生】
ジ「小麦の最低価格法は却下だ。農民の生活保護という視点は面白いけど自分でなんとかしようという意思を奪うのはよくないと思うなあ。」
ブ「しかし、陛下。生活ができなくて農業をやめてしまう小作人が増えています。」
ジ「前から言ってるけどね、民衆を甘やかすとろくなことにはならないよ。そもそもそれは都市で、労働者の需要が増えているからだろう?つまり、そっちの方がもうかるとみんなが思っているからだ。野菜や果物のような商業的作物の栽培を支援して収入を増やす方向で行こうよ。」
ブ「小麦の収穫が減れば、今度は食糧不足になるかもしれません。」
ジ「ああ、それなら大丈夫。この前制圧した国から、賠償として毎年十分な量の小麦が入ることになってる。」
ブ「・・・またそんなひどいことを。」
ジ「キミは相談役で、決定権はボクにあることをお忘れなく。」
ブ「・・・・・・・・・・・・。」
ジ「キミもお疲れだろう。 しばらく気分転換のため街に出てみてはどうかね?」
ブ「興味ありません。」
ジ「たしか、港にコンキスタ号という船が来ていたはずだが。」
ブ「! ・・・それがどうかしたのですか。」
ジ「いやあ、船っていうのはちょっとした事故で沈むからねぇ〜ましてや冒険家だもんね。旅先でどんな危険に出会うかわかったもんじゃないよねぇ〜いつ死んじゃうかわからないよねぇ〜」
ブ「あのですね、私はあなたの妻なんです。そんなふらちなマネはできません。」
ジ「あれっ、そうなの?昔の知り合いに会うだけならどうってことないでしょ?」
ブ「う。・・・・・・・・・。」
ジ「まあ、からかうのはそのくらいで。ひとつ頼まれてくれないかね?」
(そして・・・)
主「あれっ、王女様!?」
ブ「・・・今は王妃ですよ。あまり気にしないでいいわ。」
主「いや、それってむしろランクが上がってませんか?」
ブ「実体は相談役の一人よ。・・・あの男の手のひらで踊らされているのもしゃくだから、とっとと用件をすませておくわね。」
主「あの男?」
ブ「皇帝陛下よ。頭がいいし、尊敬できる所もあるわ。どうしようもなく悪党だけど。」
主「はあ。」
ブ「さて、トカラフ島の調査をお願いいたします。関係する資料はこれです。報告書を持ち帰れば、わずかながらお金も出ることになっています。かつて貴族たちが逃亡先にしていたこともあって、野球人形が大量に捨てられているというウワサもある場所よ。」
主「へえ、面白そうだな。」
ブ「・・・・・・・・・。あなたって、やっぱり冒険家なのね。」
主「ん?」
ブ「旅先でどんな危険に遭おうと、命の危険にさらされようと。それでもさっきみたいにきらきらと目を輝かせるのよ。そういうところが好きなんだけどね。」
主「・・・え?」
ブ「うううん、なんでもないわ。じゃ、調査のほうよろしくね。」
【ジャガイモ窃盗事件】
主人公たちの話は省略
兵「陛下、順調にジャガイモは盗まれていっております。」
ジ「そうかそうか♪」
ブ「寒冷地でもしっかり育ち、小麦以上に収穫量は安定する。そんなジャガイモを世間に広めたいのはわかりますが、こんな人間の悪い点を利用するやり方はどうかと思いますね。」
ジ「じゃ、キミならどうするんだね。」
ブ「そうですね。ジャガイモの花をデザインした飾り物をはやらせましょう。ジャガイモが観賞用として広まればそのうちに食用としての利用法にも目が向けられるでしょう。」
(なんだかんだで、ツンドランドにジャガイモは根付いていきました。)
【クリアメッセージ】
ブ「おめでとうございます。あなたは海洋冒険編をクリアしました。しかし、まだあなたには心残りがあるかもしれませんね。カリムーの島で手に入れたアイテムややり残したクエストとか。キャプテン〇〇の冒険は、まだ続けることができます。最後のダイガザラ島での冒険はなかったことになってしまいますが、そこで手に入れたアイテムはどういうわけか持っている状態で続きをプレイできます。それと、いくつかのクエストが新たに出現するようになったみたいですよ?それと、これはプレゼントです。 それでは、みなさんさようなら。あ、終了する時には「セーブして終わる」を忘れないでね!」
ラベル:パワポケ